はじめに
今回起きた問題
VS CodeでWSL 2上のUbuntu環境に接続しようとすると、以下のエラーが発生して接続できない。
- wsl: Failed to translate ‘c:\Users\ユーザー名\.vscode\extensions\ms-vscode-remote.remote-wsl-0.104.3’
- wsl: Failed to translate ‘c:\Users\ユーザー名\vscode-remote-wsl\stable\ハッシュ値\vscode-server-stable-linux-x64.tar.gz’
- sh: 1: /scripts/wslServer.sh: not found
結論
僕の環境では、自動マウント機能([automount])が無効になっていることや、ファイルの不整合が原因でした。
僕の環境
- ホストOS:Windows 11
- WSLバージョン:2.6.3.0
- WSLディストリビューション情報:Ubuntu 24.04.4 LTS
- VS code拡張機能:WSLインストール済み
- 実施日:2026/05/02~2026/05/03
考えられるエラーの原因
- 自動マウント(
automount)が無効なため、Windows側からWSL側のディレクトリへのパス変換が失敗している。 - VS Code Serverの起動用スクリプトが正しく読み込めない、またはキャッシュが破損している。
解決方法
解決策として、wsl.confの設定を修正する必要があります。
- WSLのターミナルを開く
- /etc/wsl.confを編集する
sudo nano /etc/wsl.conf
- 以下の内容を記述する
[automount]
enabled = true
- 保存後、PowerShellなどから以下を実行して完全に再起動する
wsl --shutdown
- WSLのターミナルでvscode-serverを削除する。
rm -rf ~/.vscode-server
- VS Code を再起動し、再度WSLへ接続する。
wsl --shutdown
Windows側の環境変数がFailed to translate ‘…’のように大量に出る場合
- /etc/wsl.confを編集する
sudo nano /etc/wsl.conf
- 以下の内容を記述する
[interop]
appendWindowsPath = false
- 保存後、PowerShellなどから以下を実行して完全に再起動する
wsl --shutdown
VS Code Serverのエラーが直らない場合
- サーバーを配置するディレクトリの作成
mkdir -p ~/.vscode-server/bin
cd ~/.vscode-server/bin
- サーバーアーカイブのダウンロード
{COMMIT_ID}:エラー文に出ているハッシュ値
curl -L -s --insecure https://update.code.visualstudio.com/commit:{COMMIT_ID}/server-linux-x64/stable -o vscode-server-linux-x64.tar.gz
- 解凍
tar -zxvf vscode-server-linux-x64.tar.gz
- 解凍されたフォルダ名をコミットハッシュに変更
mv vscode-server-linux-x64 {COMMIT_ID}
- シンボリックリンクの作成
ln -s {COMMIT_ID} server
- 解凍前のファイルを削除
rm vscode-server-linux-x64.tar.gz
- 保存後、PowerShellなどから以下を実行して完全に再起動する
wsl --shutdown
さいごに
僕の環境ではこれでなんとかなりましたが、皆さんの環境ではいかがでしょうか?。
僕は最初、検索して出てきた方法を試してもなかなか上手くいかず、AIの力も借りて結果的にどうにかなりましたが、解決するまでに想像以上の時間がかかってしまいました…。
「もっと問題解決のスピードを上げたい…!」
最近の悩みです。
結果、当初予定していた開発がだいぶ後ろ倒しになってしまいましたが、エラーに悪戦苦闘しつつもなんとか解決できたのでヨシ!ということにしようかと思います(苦笑)。
また何か問題が起きたら、そのときの僕にあとは任せます…!
本記事が、同じようなエラーに悩む皆さんのお役に少しでも立てば幸いです。
最後までお読み頂き、ありがとうございました!
次は何をいじくり回しましょうか?お楽しみに!

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